BIOKURAロゴ

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、2021年1月のテーマは「冬だからこそ 代謝を上げよう!」

食と健康通信20211

年末年始は飲食の機会が増えますよね。特に食べる時間が長くなり、自然と食べる量が多くなりますね。
一年を通して「冬が一番太りやすい」という方も多いそうです。

ところが、冬の方が「痩せやすい」のです。ご存知でしたか?
冬こそ代謝を上げてからだを整えましょう。そのための食のポイントをご紹介します。

なぜ、冬の方が「痩せやすい」の?

「痩せにくい」と感じている方が多い冬ですが、冬は気温が低いため体温維持のために熱の産生が活発になります。
すると、必要エネルギー量が増え、基礎代謝が上がります。
そして、基礎代謝が上がることでエネルギーが消費され痩せやすくなるのです。

また、寒さの刺激によって「褐色脂肪細胞」が増加し、活性化する事で体温上昇につながります。
褐色脂肪細胞は脂肪燃焼作用もあるため、少しの運動でも効率よく脂肪燃焼することができます。

なぜ、冬になると太るの?

①高カロリー・高脂肪な食べ物を食べ過ぎてしまう
イベントが多い冬は、高カロリー・高脂肪な食事を気づかずに食べすぎてしまっています。

②寒いので運動不足になる
寒いと、外出やちょっとした運動も面倒になりがち。
そうすると、摂取したエネルギーを消費しきれていないため、「太る」ということになります。

③老廃物がたまりやすくなる
寒さで基礎代謝を上がる一方、からだが冷えると血流が低下、水分や脂肪、老廃物がたまりやすくなり、太る原因になるからです。

【つまり】
「冬になると太る」というのは、
高カロリーの食事増、運動不足、老廃物がたまりやすくなり、余ったエネルギーが中性脂肪となり、からだの中に蓄積されるということなのです。
※冬こそ代謝をあげて、消費カロリーを増やしましょう。

代謝を上げるためのポイント

①からだの芯から温める
体温が上がる事で血行促進や内臓の働きも活発になり、基礎代謝がアップします。

②水分をしっかり摂る
水分が老廃物を排出したり、循環させることで代謝が上がります。

③たんぱく質を摂る
「たんぱく質摂取+運動」で筋肉量が増え、体温を上げることで基礎代謝が上がります。

④バランスよく栄養を摂る
栄養バランスに気をつけることで、摂取したエネルギーを効率よく熱に変えることが出来ます。

⑤腸内環境を整える
腸内環境を整えると、蠕動(ぜんどう)運動が活発になり代謝もアップします。

⑥ビタミンB群を積極的に摂る
ビタミンB1は糖質の代謝を、B2は脂質の代謝を、B6はたんぱく質の代謝を助けてくれます。

⑦よく噛んで食べる
しっかりとよく噛むことで「消化に使われるエネルギー」が増え、エネルギー消費を高めます。

寒い冬にぴったりのおすすめレシピ

根菜たっぷり!みそ糀シチュー

たっぷりの根菜とお味噌でからだが温まり、豆乳が気持ちをほぐしてくれるシチューです。
みそ糀と仕上げに入れる「豆乳」がとても合い、甘味とコクを出します。

【調理時間目安:40分】

2〜3人前

【材料】

玉ねぎ
50g
人参
50g
レンコン
50g
里芋
100g
小かぶ
1個
きのこ
30g
だし汁
400cc
みそ麹
大さじ3
小さじ1/2
豆乳
50cc
なたね油
大さじ1

【作り方】

①里芋は皮をむき小さめの乱切り、かぶの葉はさっと茹で小口切り。かぶは乱切り。他は皮つきのまま、いちょう切り。
②鍋に油を引き、かぶ以外を炒める。出汁を入れ煮込む。沸騰したらかぶも入れ、中火で煮込む。
③野菜が煮えたら、すり鉢ですったみそ糀と塩を入れる。かぶの葉も入れ、煮立ったら火を止める。
④豆乳をいれかき混ぜたら出来上がり。

たっぷり根菜野菜でからだを温めましょう!