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2021年3月のテーマは「春野菜で、からだの中からリセットしましょう!」

食と健康通信20213
3月に入り少しずつ暖かい日も増え、春の気配を感じられるようになってきました。
季節の変わり目である3月は、寒い冬から暖かい春に向かって、私たちのからだも大きく変わろうとしています。

そこで、今回はからだの中から"キレイ&元気"に春を迎えるために知っておきたい、「デトックス」と「春野菜」の関係についてご紹介します。

「デトックス」って何?

『デトックス』とは、「解毒」や「浄化」という意味で、 からだの中にたまっている毒素(老廃物など)を排出すること。

冬から春へ"からだ"も変わる。春は「デトックス」をしやすい季節

山に住む動物たちの多くは、脂肪などの栄養をため込んでから「冬眠」します。
私たち人間は冬眠こそしませんが、やはり、からだは栄養素をため込もうとします。
これは寒い冬を乗り越えるために、元々からだに備わっている不思議な仕組みなのです。

そして、春になると冬の間にため込んだ余分な脂肪や老廃物を外に出そうと働き出し「デトックス」します。
だから、春に旬を迎える春野菜には、からだの「デトックス」を助けてくれるパワーがあると言われているのですね。

代表的な春野菜たち

生命力あふれる春は、美味しい春野菜がたくさん旬を迎えます。
春野菜は下記のように、いくつかのグループに分けることができます。

①「春○○」「新○○」と呼ばれるもの
春キャベツ・春人参・新たまねぎ・新ごぼう・新じゃがいも など

②山菜類
タケノコ・ふきのとう・ふき・タラの芽・つくし・よもぎ・ぜんまい など

③豆類
そら豆・さやえんどう・スナップエンドウ・グリーンピース など

④その他
菜の花・クレソン・せり・アスパラガス・パセリ など

春野菜の主な働き

①解毒作用
②脂肪の分解
③利尿作用
上記のように、春野菜は解毒作用以外にも余分なものを排泄をしてくれます。

春野菜本来が持つパワーを借りて、おいしく上手にデトックス&排泄。
旬の春野菜をたくさん食べて、からだの中からリフレッシュして、キレイと元気を磨きましょう!

おすすめ!春野菜レシピ

春はおいしい野菜が豊富。山菜など春しか食べられない味わいです。
手軽にできるものもありますのでお試しください。

季節野菜と麦のリゾット

冬に不足しがちなビタミンやミネラルを補いつつ、山菜などのあくの強い野菜や緑黄色野菜で、余分なものをデトックスしましょう。

【調理時間目安:45分】

2人前

【材料】

押し麦
100g
にんにく
1/2かけ
玉ねぎ
1/3個
人参
30g
うど
10cm
山芋
50g
ふきのとう
3個
オリーブオイル
大さじ1
野菜ブイヨン
500cc
白ワイン
30cc
小さじ1/2
こしょう
少々

[トッピング]

こごみ
2個
たらの芽
2個
ふきのとう
2個
適量(山菜茹で用)

【作り方】

①麦は洗ってざるに上げる。
②玉ねぎ、人参、うど、山芋は7~8mm角に切る。にんにくはみじん切り、ふきのとうは粗みじん切りにする。
③鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ弱火にし、香りが出たら、玉ねぎ、ふきのとうを加え炒める。玉ねぎが透き通ったら、うど、人参、山芋の順に加えて炒める。
④トッピングのこごみ、たらの芽、ふきのとうは さっと塩ゆでし、好みの大きさにカットする。
⑤手順③に白ワインを加えアルコール分をとばしたら麦を加え、ひたひたの野菜ブイヨンで 15~20分煮る(途中ブイヨンが少なくなったら適宜加える)塩こしょうで味を調える。
⑥器に盛り、塩ゆでした山菜をのせる。

その他の春野菜レシピはこちら

春野菜をたっぷり食べてデトックスしましょう!